犬かきとは
『犬掻き(いぬかき)は、泳法の一。 腰をかがめて頭だけ水面から出し、手を交互に掻きながらばた足をすることで前に進む。 速度は遅いが顔を水につけないため息継ぎの必要がない。 名称こそ「犬」掻きだが、四足歩行の哺乳類はたいてい犬掻きで泳ぐ』
犬掻き - Wikipediaより引用
Wikipediaさんではこのように説明されています。
犬とついていますが、犬以外が泳いでも犬かきと呼ばれます。
どんな泳ぎ方?
首から上だけを水面に出し、手足を交互に掻くことで進みます。
前脚と後脚をそれぞれ左右交互に動かしますが、前と後ろでは連動しません。
重要なのは前脚で、前脚のみで泳ぐことは可能ですが、後脚のみで泳ぐことはできません。
後脚を使わずに前脚だけで犬かきをする子もいます。
水を掻く時には指を広げることでより多くの推進力を得ます。
昔から泳ぐ犬種であるレトリーバーやニューファンドランドなどには肉球の指と指の間に水かきがついています。
また、しっぽを使いバランスを取ることもします。
指を広げている前脚と、水を掻いていないときは縮めている後脚(くーぱ所長の後ろ姿)
犬かきができない犬もいる?
ヒトでもかなづちな方がいるように、犬であっても泳げない子はいます。
水に入れば基本的に足を漕いで犬かきをしようとしますが、力を入れすぎて前脚が水面に出てしまいバチャバチャと水しぶきを上げて溺れているような状態になることがあります。
犬は体の構造上立ち泳ぎが困難なため、一度上向きになってしまうとそのまま沈んでしまうこともあります。
慣れていない子をいきなり水に入れるのは非常に危険です。
陸上との違いは?
犬かき中は陸上で歩く時よりも大きく脚を動かします。
可動域を広く使うため、関節のストレッチ効果なども得られます。
加重による関節同士の摩擦が少ない状態で運動ができます。
慣れていない子の場合、加減をすることが難しく、負荷が掛かりすぎてしまうこともあります。
陸上の約3倍の運動量があるといわれています。
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